マルチャーで農業生産性を向上させよう

2024.02.01

マルチャーって？

畑を管理し、農業生産性を向上させるために、さまざまな技術や機械が開発されています。

その中でも、マルチャーは、雑草対策や土壌保全、収穫量の増加など、さまざまなメリットをもたらすため、近年注目を集めています。

マルチャーとは、土壌にマルチを張るための機械です。

マルチとは、ビニールやポリエチレンなどのシートで、土壌を覆うものです。

マルチを張ることで、以下のメリットが得られます。

雑草対策
- マルチは、太陽の光を遮断するため、雑草の成長を抑制することができます。雑草は、作物の養分や水分を奪うため、収穫量の減少や品質の低下を招く原因となります。マルチをすることで、雑草対策の労力とコストを削減することができます。
土壌保全
- マルチは、水分の蒸発を防ぎ、土壌の水分を保持することができます。そのため、水やりの頻度を減らすことができます。また、雨水の浸透を抑える効果もあるため、土壌の流出や浸食を防ぐことができます。
収穫量の増加
- マルチは、地温を保温するため、作物の生育を促進することができます。また、病害虫の発生を抑制する効果もあるため、収穫量の増加につながります。

このように、マルチャーは、農業生産性を向上させるために、欠かせない機械と言えます。

ノウキナビでも各種タイプのマルチャーを取扱しています。

今回このページでは取り扱いの商品の中から、トラクター用マルチャー　FM18-RMの情報を紹介いたします。

トラクター用マルチャー　FM18-RMは、株式会社アグリアタッチ研究所が製造・販売している、トラクターに取り付けて使用するマルチャーです。

トラクタ標準ロータリーに後付け可能で、平うね整形と防草・保温・保湿効果があるマルチ張りが同時にできます。

平畝マルチとリッジャーの機能を兼ね備えたアタッチメントで、畝幅1.8mの平畝や、畝高15cmのリッジャー畝を簡単に作成することができます。

特徴1：ロータリーにワンタッチで取り付け可能
- FM18-RMは、ロータリーにワンタッチで取り付けることができるため、作業の効率化が図れます。
- ツールバーがあればピン２本で簡単に取付できます。
- また、リヤカバーをつけたままの取り付けが可能なので、作業後の洗浄やメンテナンスが容易です。

特徴2：広幅スポンジ輪で安定したマルチ作業
- FM18-RMは、広幅スポンジ輪を使用しています。
- スポンジ輪は、柔らかく地面に密着するため、マルチを安定して張ることができます。
- また、トーイン角度を大きく取ることで、15cmのうね高さでも、マルチをしっかりと張ることが可能です。
特徴3：ハンドル式でマルチの角度調整が可能
- FM18-RMのマルチ部は、ハンドル式で角度調整が可能です。そのため、作物の種類や土壌の状態に合わせて、最適な角度に調整することができます。
特徴4：リッジャーで平うね整形
- 平うねリッジャータイプはロータリーのリヤカバーを整形板として利用して、平うね整形ができます。
- うね高15cm用のリッジャーがあり、ロータリー耕幅内ならうね幅を自在に整形できます。
- また、リッジャーを取り外した場合はうね高10cmになります。