A1： 籾摺り機は、稲刈り後の「籾（もみ）」から、稲を包む殻「籾殻（もみがら）」を取り除き、食用となる「玄米（げんまい）」にするための機械です。
「インぺラ式」は、回転する羽根（インぺラ）の遠心力を利用して籾を籾摺り板に擦りつけることで籾殻を除去します。ゴムロール式に比べて消耗品の交換が少なく、米へのダメージを抑えながら高い脱ぷ率（籾殻を取り除く割合）が期待できるのが特長です。

A2： 大竹製作所のインぺラ籾摺り機ミニダップFC2Rは、コンパクトながらも高い処理能力と安定した脱ぷ性能を兼ね備えています。
シンプルな構造で操作がしやすく、日常のメンテナンスも比較的容易です。インぺラ式のため、ゴムロール式に比べて籾への衝撃が少なく、お米の品質を保ちながら効率良く作業を進めたい方におすすめです。

A3： FC2Rの具体的な処理能力は、籾の種類や水分含有量によって多少変動しますが、一般的な使用状況では1時間あたり約60～120kg（1～2俵）の籾を処理できる設計となっております。
これにより、小規模から中規模の稲作農家様や、自家消費用のお米を効率良く籾摺りしたい方に適しています。

A4： FC2Rの本体サイズは、全長598mm、全幅357mm、全高628mm（ホッパー含む）程度です。作業スペースを考慮し、周囲に十分なゆとりを持って設置してください。
電源は、単相100Vの家庭用電源で動作しますので、特別な電気工事は不要です。一般的なコンセントに接続してご使用いただけます。

A5： 日常的なメンテナンスとしては、使用後の籾殻の除去や、内部の清掃が重要です。これにより、機械の効率を保ち、故障のリスクを減らすことができます。
インぺラ式のため、ゴムロールの交換は不要ですが、籾摺り板やインぺラの摩耗状況に応じて定期的な点検・交換が必要です。これらは比較的長寿命ですが、使用状況によりますので、取扱説明書をご確認ください。

A6： 籾の詰まりや米の破損は、籾の水分量や投入速度が原因となることがあります。
籾は適切な水分量（乾燥しすぎず、湿りすぎず）に調整し、機械に投入する際は一度に大量に入れず、適度な速度で供給することで防げます。

A7： 新品の場合、メーカー保証期間が適用されます。保証期間や内容については、商品に同梱される保証書をご確認ください。万一の故障の際は、まずノウキナビにご連絡いただければ、修理の手配や部品の取り寄せについてご案内いたしますのでご安心ください。